鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線
3セク鉄道の中でもかなり頑張っているということで評判の鹿島臨海鉄道に乗りに行きました。青春18きっぷ旅行中のため本来はJRを乗りつぶしたいところでしたが、個人的にかなり好きな鉄道会社だったため旅行行程に組み込み。大洗へのガールズ&パンツァー聖地巡礼を兼ねた旅行だったこともあり、とても楽しい旅行でした。
サマリ
- 乗車区間
- 目的
- 旅程
1. 鹿島臨海鉄道 ゆき
乗車区間:鹿島神宮〜(鹿島線)〜[臨] 鹿島サッカースタジアム〜(鹿島臨海鉄道大洗鹿島線)〜大洗
- 鹿島神宮〜鹿島サッカースタジアム駅のひと区間だけJR鹿島線で、残りが3セクの鹿島臨海鉄道となっています。しかし、JRと鹿島臨海鉄道の境界駅である鹿島サッカースタジアム駅は、試合開催日のみ営業する臨時駅であることもあり、普段は鹿島神宮駅まで鹿島臨海鉄道が乗り入れる形で、鹿島神宮〜水戸間が一体運用されています。
- 臨時駅のため、普段は切符の購入はできません。特例として、私を含め、青春18きっぷのようなJR線乗り放題のきっぷを所持している人に対してのみ、当駅駅発着の切符を販売しています。つまり、鹿島サッカースタジアム駅が営業していなくても、この駅発着の切符が購入できることになります。
- ちなみに、鹿島神宮駅の窓口にてどこでどうすればこの切符が帰るのか問い合わせたところ、車内で鹿島臨海鉄道の車掌から鹿島サッカースタジアム駅発のきっぷを買ってくれと言われましま。こういう特殊なきっぷはJR側からは出せないのでしょうか?
- 鹿島臨海鉄道は自らを「KRT」という略称で呼ぶことが多いようです。
- 車内はさすがに撮影していませんが、おそらく地元の方の手作りであろう飾り付けがたくさんしてありました。よく「鹿島臨海鉄道は地元から愛されている」と聞きますが、それが伝わってきました。
- 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅と並んで日本一長い駅名としてとても有名な駅の駅名標です。時間があれば下車してきちんと写真を撮りたかったのですか、列車と列車の間隔が長く、一度下車してしまうと大幅なタイムロスになると判断し断念しましま。なお、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は、大洗〜水戸間の運行頻度はそれなりに高いのですが、当駅を含む大洗〜鹿島神宮間の運行頻度はかなり低いため、乗りつぶし時には注意ください。
2. 鹿島臨海鉄道 かえり
- ガルパンのラッピング列車は様々な界隈から大変人気のようで、写真を撮っている人が多かったです。なお、この車両の運行計画は駅にも掲示されているし、Webページでも確認できます。
- JR管理駅の水戸駅では、同じ改札でJRだけでなく鹿島臨海鉄道の乗車が可能となっています。そのため、Suica利用不可エリアであることを示すマークがこんなところについてるのは珍しいな、と思い撮影しました。しかし、改札入ったあとじゃ意味ないよね。
- 駅係員のいない駅から乗車したため、車掌からきっぷを購入しました。久々に「うらが白いきっぷ」を買った気がしますね。
- 水戸〜大洗間はとても乗客が多く、立っている人がかなりいた印象です。
まとめ
今回は18きっぷ旅行の一環として鹿島臨海鉄道の乗りつぶしを行いました。3セク鉄道としては比較的利便性の高い路線で、乗客もかなり多かった印象を受けました。東日本大震災で大きな被害を受けた際も地元の後押しにより迅速に復旧した鹿島臨海鉄道。これからも地元に愛される鉄道として運行してほしいと思います。