甲信越旅行 (3 of 4) - リゾートビューふるさと、特急はくたか
前の記事の続き。前日に長野駅付近のビジネスホテルに宿泊し、今回の旅のメインイベントである「リゾートビューふるさと」と「特急はくたか」に乗車しました。特にリゾートビューふるさとは期待以上のクオリティで、他のイベント列車と比較してコスパ最強なのでは?とまで思うほどでした。また、特急はくたかについては、北陸新幹線開業に伴い廃止が予定されていたため、廃止前になんとしてでも乗っておきたいと思い、帰路をわざわざ新潟方面周りとして乗車してきました。
サマリ
1. リゾートビューふるさと
乗車区間: 長野〜(信越本線)〜篠ノ井〜(篠ノ井線)〜松本〜(大糸線)〜南小谷
- 座席は全席ボックスタイプで非常に広い。また、先頭車両には誰でも自由に座って景色を楽しめるよう、進行方向向きの椅子や各種パンフレットが設置されている。
- 車内にて硬券の入場券を販売している旨の放送あり。言われたからには買わねばと思い買ってみた。
- その場で鋏で日付を入れてくれるので雰囲気がありました。
- 姨捨駅はスイッチバック駅となっており、線路が本線上に無い。停車する電車はスイッチバックをしながら駅構内へ入線するのだが、通過列車はそのまま通り過ぎるという仕組みになっている。停車中、通過列車を見ることができた。
- この写真のように、行き先を表示しても仕方ない駅の場合、種別だけ表示する掲示板はたまに存在する。しかし、さすがに設置した時には「リゾートビューふるさと」のような長い文字の列車が誕生するとは思ってもなかったのであろう…。
- 「ふるさと」の文字をガタガタにして無理やり入れこんだドット字職人さんお疲れ様です。
- 穂高駅では30分近く停車する。巫女さんがお出迎えしてくれて、希望者は近くの穂高神社まで案内してくれる。
- ちなみにこの下車は改札を出るが「途中下車」にはあたらないのだろうか?途中下車不可の切符を持ってる人も途中下車できるのだろうか。現実問題としてはリゾートビューの乗客に対しての改札は一切なかったので途中下車できてしまうのだが、営業規則上はどう解釈されるのだろう?
- 今回乗車したリゾートビューは、比較的長時間停車する駅ではなにか地元特産のものを販売していることが多かった。こういうのは観光客受けするので是非もっとやってほしい。
- 全体的に、乗車券に加えて指定席券だけあれば乗れる列車とは思えないくらいにクオリティの高い観光列車でした。特に良かったのは、途中停車駅の多さ。もちろん所要時間はかかってしまいますが、観光客にとってはそのデメリットを打ち消せるくらいにとても嬉しい仕様でした。
- 個人的に一番良かったのは姨捨駅で停車して景色を見れたことでした。ちなみに、夜景も非常に綺麗だそうで、それを見に行くためだけのナイトビュー姨捨という列車が運行されているそうです。
南小谷駅
- 写真にもある通り、南小谷駅には特急あずさ(E257系)が乗り入れる。こんなに自然豊かなところにこんな長い編成の列車が…と不思議な感じだった。
2. 大糸線(JR西日本区間)
- この区間だけは週末パスの対象外だったので、別途乗車券を購入した。
3. 特急はくたか
乗車区間: 糸魚川〜(北陸本線)〜犀潟〜(北越急行ほくほく線)〜六日町〜(上越本線)〜越後湯沢
おわりに
今回は週末パスでの旅行でした。長野方面の3セク鉄道や私鉄でも使えること、快速はもちろん、特急や新幹線にも特急券のみで乗車できることなどが週末パス利用の決め手となり、だいぶ安く済ませることができました。
連載
- 甲信越旅行(1/4) - 長野新幹線
- 甲信越旅行(2/4) - しなの鉄道、上田電鉄、長野電鉄
- 甲信越旅行(3/4) - リゾートビューふるさと、特急はくたか ←この記事
- 甲信越旅行(4/4) - 八高線