京阪大津線(京津線・石山坂本線)
京阪電車の三条駅まで人を送った後に少し時間が出来てしまったため、せっかくなので京阪石山坂本線に乗りに行こうと思いつき、実行しました。その他にもいろいろな裏目的を付け加えてみたこともあって、短時間の小旅行ですがとても楽しかったです。関西地方では非採算路線として良く名前のあがる路線ですが、京滋間輸送という意味でとても利便性が高いうえ、鉄道ファンとしても様々な楽しみのある路線です。是非存続して欲しい路線の一つだと再認識しました。
サマリ
この記事では、一部見づらい写真が有ったため、見やすさ向上を目的として大幅に加工している画像があります。
1. 地下鉄東西線/京阪京津線
乗車区間: 三条京阪〜(京都市営地下鉄東西線)〜御陵〜(京阪京津線)〜浜大津
石山坂本線までの移動のため乗車しました。乗車区間が京津線の全区間ですが、御陵から東西線の太秦天神川駅まで乗り入れています。何度か乗車済みですが、急カーブや路面電車区間など見所が満載で、個人的にとてもお気に入りの路線です。
参考までに、京滋間(京都〜滋賀間)を公共交通機関で移動する場合、JRの東海道本線(琵琶湖線)まで下るか、この京津線を使うかの2つの選択肢があります。
- 最初から誘致看板で申し訳ないのですが、見つけてしまったので紹介です。京都に中央新幹線(リニア新幹線)の中間駅を誘致するポスターを初めて見つけ、思わず撮影しました。
- それにしても突っ込みどころが多いポスターです。百歩譲って京都ルートの主張はまあわからないでもないですが、同時開業とか関空とか一体何を言っているのか…。
- 京津線と言えば、同じ車両が地下鉄区間も路面電車区間も走る路線として有名な路線です。中でも一番の見所は、やはり路面電車区間。4両編成の800系が浜大津駅前の路面電車区間で交差点を曲がるところが見どころです。写真は、もう少しいい感じに撮影したかったのですが、良い撮影スポットが分からず。この写真で我慢しました。
- 一番下の写真で、手前で左にカーブしている線路が京津線、まっすぐ進んでいる線路が石山坂本線の線路です。これら2路線はホームが共用されていますが、通常時には直通運転は行われていません。
- また、京津線はカーブがすごかったです。京阪カーブ式会社と言われるだけある路線です。
2. 京阪石山坂本線
初乗車の路線です。坂本〜石山寺の計21駅の路線ですが、真ん中あたりにある浜大津駅が1つのターミナル駅になっています。浜大津から坂本方面は湖西線、石山寺方面は東海道本線に並行して走ります。浜大津駅は京津線乗り換え駅のため京都方面からの玄関駅ですが、今回はその浜大津駅から坂本方面にのみ乗車しました。石山寺方面は時間の都合で断念しました。
- 京阪本線ユーザとしてはとてもなじみのある車体カラーです。京津線が京阪電鉄の車両の中でだいぶテイストの違う色合いなのに、石山坂本線は京阪カラーなんですね。
- 石山坂本線はラッピング車両が非常に多く走る路線というイメージがあります。この車両はラッピング列車ではありませんが、乗車中すれ違う列車はラッピング車両が多かったです。
- 中二病でも恋がしたい!の聖地巡礼のため降りた駅です。撮影した写真がお気に入りだったので掲載してみました。
- 無人駅によくあるタイプのICカードタッチ式簡易改札が設置されています。
- 運賃が7セグ表示(電卓のような表示)されたボタンが並ぶ、今となってはとても懐かしいタイプの券売機です。
- 券売機上に書かれている「主な運賃表」が大分思い切っています。そこまで駅数のある路線ではないので、ここに全駅の運賃表を載せれば良いのにと思ってしまいました。