北海道3連休おでかけパスの旅 (3 of 3) - 津軽線、津軽海峡線、函館市内、東北新幹線
北海道/東北旅行最終日。最後に北海道3連休おでかけパスを最大限活用したいと思い、一日のうちに津軽海峡線を往復するいかにも乗り鉄らしい旅程を組みました。フリー区間における津軽海峡線の扱いが特殊なため、複雑な切符がたくさん出てくるところがポイントです。他にも、長らく行ってみたかった三厩駅への訪問や、函館市電への初乗車など、直接おでかけパスには関係ない区間もたくさん乗車しました。非常に濃い最終日となりました。
サマリ
乗車区間
- [ 1 ]: JR東日本 青森〜(津軽線)〜蟹田
- [ 2 ]: JR東日本 蟹田〜(津軽線)〜三厩、三厩〜(津軽線)〜蟹田
- [ 3 ]: JR北海道 蟹田〜(津軽線・特急白鳥93号)〜中小国〜(海峡線・同前)〜木古内〜(江差線・同前)〜五稜郭〜(函館本線・同前)〜函館
- [ 4 ]: 函館市企業局交通部 函館駅前〜(大森線)〜松風町〜(湯の川線)〜五稜郭公園前、 五稜郭公園前〜(湯ノ川線)〜松風町〜(大森線)〜函館駅前
- [ 5 ]: JR北海道 函館〜(函館本線・特急スーパー白鳥34号)〜五稜郭〜(江差線・同前)〜木古内〜(海峡線・同前)〜中小国〜(津軽線・同前)〜青森〜(奥羽本線・同前)〜新青森
- [ 6 ]: JR東日本 新青森〜(東北新幹線・はやぶさ14号)〜東京
目的
- 旅程
- 2014/2/11 6:18 〜 19:48
- 寝台急行はまなすで朝6時前に青森駅着
1. 津軽線(青森〜蟹田)
- 昨日までの旅とうってかわって、急にJR東日本感のおる車両です。
2. 津軽線(蟹田〜三厩)
- 国鉄感の溢れる車両です。始発ということもあり、乗客は全員同業者のようでした。
- 北海道新幹線開業に備え新幹線ホームの準備がすすむ海峡線の津軽今別駅。津軽線の津軽二股駅と隣接しているため、津軽線乗車時に車内から撮影しました。時間があれば下車したかったのですが、旅程上断念しました。
- 津軽二股駅と津軽今別駅はこんなにも隣接しているにもかかわらず、会社が違うためか、接続駅に指定されていません。
- 裏が白いきっぷ。本当は三厩駅で下車して券売機で購入しようと思っていたのですが、三厩駅への電車の到着が遅れ、すぐに蟹田へ折り返す旨のアナウンスがあったため、下車せずに車掌さんからかえりのきっぷを購入しました。
3. 特急白鳥
乗車区間: 蟹田〜(津軽線・特急白鳥93号)〜中小国〜(海峡線・同前)〜木古内〜(江差線・同前)〜五稜郭〜(函館本線・同前)〜函館
- 車内は思ったより混雑していました。
- 蟹田から函館まで乗車。この電車は津軽今別駅に停車するため、津軽今別〜函館の特急券相当は3連休おでかけパスにてまかなえます。一方、蟹田〜津軽今別間はJR東日本エリアとなりますので、本来は別途特急券を購入する必要があります。
- しかし、津軽今別に停車する各駅停車の列車は運行されていないことから、蟹田〜津軽今別の区間は特例区間となっています。すなわち、この区間発着でt特急列車に乗車しても、特急券は不要(運賃のみ)です。どうやらマルスでもこの区間の特急券は発券できない仕様になっているそうです。
- 今回はこの区間発着で乗車するわけではないため、本来は特急料金負担が必要なはず。しかし切符を購入した札幌駅のみどりの窓口の係員によると、「きっぷの規約を調べても規定がない。マルス発券もできないためお金を頂く事もできない。そのため今回はそのまま乗ってください。もし車掌に何か言われたら、今の内容を伝えて下さい。」とのこと。確かに難しい事例です。必死に対応してくれた係員さんありがとうございました。
- 前置きが長くなりましたが、こういった経緯により、特急券は無しで、この指定席券のみで蟹田から函館まで乗車しました。
4. 函館市電
乗車区間: 函館駅前〜(大森線)〜松風町〜(湯の川線)〜五稜郭公園前、 五稜郭公園前〜(湯ノ川線)〜松風町〜(大森線)〜函館駅前
- わずかながら函館にて時間が作れそうだったので観光。函館自体は行ったことがあったのですが、五稜郭公園には訪れておらず、今回が初訪問。
- 五稜郭公園まで乗車した函館市電は昼間も結構な本数があり、それなりに乗客も多かった印象を受けました。
- 乗車方法は後ろ乗りのバスと同じ方式。
- さすがに函館市電を乗りつぶす時間まではなかったので、また行かなくては。
5. スーパー白鳥
乗車区間: 函館〜(函館本線・特急スーパー白鳥34号)〜五稜郭〜(江差線・同前)〜木古内〜(海峡線・同前)〜中小国〜(津軽線・同前)〜青森〜(奥羽本線・同前)〜新青森
- スーパー白鳥は前述の白鳥と異なり津軽今別駅に停車しません。そのため、今度は木古内からの特急券が必要です。このように、津軽今別駅の停車有無で青函トンネル分の特急券に相当する価格差が発生しますので、おでかけパスユーザーからはスーパー白鳥より白鳥の方が好まれる傾向にあるそうです。
6. 東北新幹線
- 特急券は、前日の急行はまなすの急行券と合わせて購入したため乗継割引が適用されています。しかし、予定変更につき札幌駅にて一度時刻変更してもらっています。
- 乗車券は、北海道3連休おでかけパスの効果により、中小国からの購入で十分です。
おわりに
これにて突発で企画した北海道旅行はおしまいです。行きは飛行機、帰りは東北新幹線での帰宅でした。 正直なところ大雪の影響でスケジュールの変更が多かったので、本当はもうすこし行きたかったところもあったのですが、全体通して大変満足度の高い旅となりました。特に、メインイベントの急行はまなすに乗れたことが嬉しかったです。
北海道はまだまだ乗りつぶしできていない区間がたくさんあります。是非また時間を作って遊びに行きたいと思います。
連載
- 北海道3連休おでかけパスの旅 (1 of 3) - スーパーおおぞら、道東編
- 北海道3連休おでかけパスの旅 (2 of 3) - 特急オホーツク、急行はまなす
- 北海道3連休おでかけパスの旅 (3 of 3) - 津軽線、津軽海峡線、函館市内、東北新幹線 ← この記事!